自動車ローンの相場ってどれくらい?

家族用の車

自動車ローンを比較する場合に、金利の相場がどれくらいか気になりますよね。

金利相場は、借入先の金融機関によって異なってきます。

自動車ローンを借りれる場合、下記の金融機関が考えられます。

・銀行:都銀、地銀、ネットバンク
・非銀行系金融機関:JAバンク、ろうきん、損保ジャパン
・カーディーラー:信販系クレジット
・自動車メーカー系列ファイナンス会社:残価設定型クレジット
・消費者金融:フリーローン

この中で金利が低い金融機関としては、銀行の用途限定ローンが挙げられます。

自動車を購入するためだけにお金を借りることができるローンです。

大手都銀や地方銀行でも、金利相場は3%~5%前後です。

さらにネットバンクになると2%前後からの金利設定もあり、低金利の自動車ローンを探すならば銀行関係を先ずはあたってみてください。

また、銀行では住宅ローンの利用や給与振り込み口座での利用など、一定の条件を満たすことで優遇金利が適用されることもあります。

一般の店頭金利から金利が引き下げられるので、さらにお得に利用できることとなります。

 

保証料・事務手数料の有無も注意

金利相場を調べる場合にありがちな失敗が、金利だけで比較してしまうことです。

自動車ローンには金利以外にも、保証料が別途必要となる場合があります。

保証料については、こちらのページで詳しく紹介しています。>>金利だけでなく保証料の有無もチェック!

 

金利以外にも保証料が必要となる場合は、全て含めて総返済額を試算しないと間違えた選択をしてしまうかもしれません。

また、滅多にないですが事務手数料が必要となる自動車ローンもあります。

例えば、住信SBIネット銀行:MR.自動車ローンでは保証料は不要ですが、金利以外に事務手数料(2.0%+消費税)が必要となります。

金利相場を調べる際は、保証料や事務手数料の有無を必ず調べてください。

 

金利の幅にも注意

自動車ローンの金利相場を調べていると、金利に幅があることに気付きます。

金利設定の種類には下記のパターンがあります。

 

★金利年1.9%~2.85%
審査に応じて、1.9%~2.85%の範囲内で金利が適用されます。

★金利年2.4%または年3.4%
審査に応じて、「年2.4%」か「年3.4%」のどちらかが適用されます。

★年3.350%
単一金利なので、審査に通れば年3.350%が適用されます。

このように適用される金利の決まり方に違いがあるので、公式サイトなどの表記は注意して確認してください。

 

残価設定クレジットで本当にお得なの?

最近人気の残価設定型クレジットは、一見するとお得な内容に見えます。

金利設定も安くなって、一般的な自動車ローンの金利相場よりも低くなっています。

しかし、車の乗り換えや返却を前提にして利用するならば条件によっては得になることもありますが、購入することになるとあまりメリットはありません。

ただし、各自動車メーカーが残価設定型クレジットのサービス拡大のため金利を安くするキャンペーンを展開してることがあります。

その場合などは年2%を切る金利でローン組める場合もあるので、そういった場合は利用を検討してもいいかもしれません。

もちろん、車を返却する際にいろいろな規定(走行距離・傷・事故など)があるので、それらに注意しながら乗り続けることが気になるようだと利用しないほうがいいです。

残価設定型クレジットローンについては、こちらのページで詳しく説明しています。

残価設定型クレジットのメリットとデメリット
残価設定型クレジットの車両買取保証の条件(各メーカー別)

いろいろな形の自動車ローンを調べて、金利だけでなく返済総額や購入後のカーライフなども含めて、どれが一番いいのか検討することをおすすめします。

 

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