■保証料とは
保証料とは個人がローンを借りる際に、個人の保証人を設定しない代わりに保証会社での保証設定をすることで発生する手数料のことです。
「保証人を立てなくていいから、この保証会社から保証をうけて下さい。」という契約内容になっているということです。
最近に自動車ローンは保証人を必要としないものが大半で、その代わりにこのような保証料が発生することとなっています。
そして、ここからが大切なポイントなのですが、その保証料が先ほどのローンの金利に含まれている場合と含まれていない場合があるのです。
例えば、低金利で人気の「日立キャピタルマイカーローンねっとぷらざ」と「JAバンクのマイカーローン」を比較してみます。
◎日立キャピタルマイカーローンねっとぷらざ
新車:金利2.0%~2.7%
中古車:金利2.0%~3.4%
◎JAバンクのマイカーローン(JA筑紫)
金利:1.10%(1年~3年以内)
金利:1.50%(3年超~7年以内)
これだけみるとJAバンクのマイカーローンの方が圧倒的に金利が安いです。
しかし、よくよく見るとJAバンクのマイカーローンにはこんな表示があります。
【保証料別】
そうです。
JAバンクの場合は、保証料が別途必要になるのです。
そしてこの保証料はいくらかというと、
・基金協会保証型:年利1.0%
・オリエントコーポレーション保証型:年利1.0%
・三菱UFJニコス保証型:年利1.0%~1.6%
の3種類があります。
元のローン金利に加えて、上記の保証料を上乗せしたパーセンテージで総支払額が算出されます。
なのでJAバンクのローンでは最低でも「元の金利1.10%+保証料1.0%=2.1%」で返済金額を計算することになります。
一番高い金利となれば「元の金利1.50%+保証料1.6%=3.1%」という数値になるから注意が必要です。
3種類の保証料は組合員であるかないかで利用できる保証タイプが変わってきますし、信用状態に応じて保証料も変わってきます。
正確な数値を知るには、JAバンクに確認しないと分かりません。
一方、日立キャピタルマイカーローンねっとぷらざは保証料込みの金利が表示されているので、そのままの数値で返済金額を計算できます。
さらに注意が必要なのは、保証料が別途必要な場合、保証料については借入時に一括支払いのケースも多いということです。
つまり借りる時に保証料の分だけ、少しまとまったお金が必要となります。
保証料込みの場合は、合算して返済期間に合わせて支払っていくので負担は少ないです。
金融機関によって保証料込みと別途保証料が必要になるローンがありますので、そこは必ず確認するようにしておきましょう。
見た目の金利だけで計算していると、思わぬ落とし穴にハマってしまうことになりかねませんのでご注意を。
保証料込みの自動車ローンはコチラ≫保証料込みの低金利自動車ローン